自宅から7.2kmの距離を自転車通学していた高校時代に、日頃から感じていたこと。それは、歩行者・自転車のことを視野に入れていないような、クルマ中心の道路が非常に多いこと。また、公共交通機関と自転車等を組み合わせて「環境にやさしい」移動を実践しようにも、結節点(鉄道駅の駐輪場など)の整備が行き届いていないこと。
徒歩・自転車は、人間にとってごく基本的な移動手段であるとともに、渋滞対策・環境対策等にしっかり貢献している移動手段である。なのに、クルマばかりが便利なように道路等が整備され、環境配慮型交通手段の利用者が優遇されない現状に、不満・疑問を感じた。
まず、「環境にやさしい」移動を心掛けている自分が、「正直者が馬鹿を見る」ような気分にさせられるという不満。そして、社会全体として環境配慮型交通手段を優遇できなければ、環境にやさしい生活様式など、一般市民には馴染まないのではないかという疑問。
こうなれば、「個人レベルでの環境貢献」だけではなく、世間に公に問題提起をし、環境配慮型交通手段の優遇策を呼びかけていこう。
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