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活動ノウハウ
3枚の青春18きっぷ


 普通・快速列車の普通車自由席に1日中乗り放題、1枚のきっぷで5回利用できる・・・おそらくご存知の「青春18きっぷ」です。
 私が就職活動をしていた頃は、3月1日〜4月10日を利用期間とする春の18きっぷでした。実はこの期間中、東京〜大阪を新幹線で移動する場合以外のすべての列車移動は、この青春18きっぷを利用しました。
 この時期まで一度も18きっぷを使ったことがなかった私も、合計3枚(つまり15回)使用することになりました。大学生活で、チューター会の組織運営など他の活動に力を注ぐべく、アルバイトを惜しんできた私にとって、贅沢な交通費支出は極力避けたかったのです。

◆1枚目

 3/1  大阪〜名古屋名古屋A社3次面接)〜松本
 3/7  東京日帰り(東京L社1次選考)
 3/8  東京日帰り東京C社2次面接)
 3/13  東京日帰り(東京H社筆記試験)
 3/19  松本〜大阪(大阪 I 社面接)

 普通列車は時間の無駄だという人もいますが、乗り物に乗っている間の時間というのは、アルバイトに従事している時間などと違って、拘束された時間ではありません。本を読むのも景色を楽しむのも寝るのも自由。就職活動中ということで、私の場合は会社案内のパンフレットをよく読んでいました。もちろん、たまにはボーッとしたり。これって、実は家にいる時間の過ごし方と変わらないんですよね。

◆2枚目

 3/20  東京東京BP社セミナー)〜松本
 3/24  松本〜大阪(大阪H社セミナー)
 3/27  東京(東京H社1次面接)〜松本
 4/2  東京日帰り東京BP社2次面接)
 4/3  長野市日帰り(K社セミナー)

 企業研究のために会社案内のパンフレットを読むなんて、家でも電車内でも同じ。ボーッと一息つくことを時間の無駄というなら、家でボーッと一息つく時間も無駄だということになるわけです。むしろ、刻々と変わる景色を眺めつつ、これまでに聞いたことのないような山間部の駅名を耳にしながら、旅行気分を味わう方が、頭の切り替えもしやすいし、精神的に辛いことも少なくない就職活動も「楽しんでいく」ことにつながると思うのです。さすがに列車内で履歴書を書くのは適さず、こればかりは家で丁寧に書くしかありませんが・・・

◆3枚目

 4/6  東京(東京J社セミナー)〜松本
 4/7  (就職活動外の電車旅ですが)ARAI MOUNTAIN & SNOW PARK へスキー
 4/8  松本〜大阪(翌日午前の会社訪問のため)
 4/9  大阪(大阪J社セミナー)〜松本
 4/10  東京日帰り(東京H社2次面接)

 よく利用したのは、松本6:36発の立川行(立川10:26着)と、立川16:01発の松本行(松本20:10着)。
 松本〜東京を往復すると、学割乗車券だけでも6千強、あずさ回数券を使って8千強かかりますが、1枚 \11,500の青春18きっぷでは、5で割って単価 \2,300 だけ。全部で10万くらいかかりそうなところを、約3分の1に節約した計算になります。

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