→都道府県名である「大阪(府)」とは直に言わない(「北」とか「北摂」がつく) |
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まず、「大阪」というと、首都圏の東京に次ぐ「関西の大都会」というイメージが強いのではなかろうか?しかし、私の出身地である「箕面市」というのは、市域の3分の2が山(森林)となっている自然豊かな土地。そして、コテコテの大阪弁が飛び交う、巷の「なにわ」のイメージとも全く異なるのだ。だから、関西以外の人に自分の出身地を説明する場合、わざと「大阪北摂」とか「北大阪」と言って、多くの人が持っている「大阪」のイメージとは違う土地であることを話すのだ。
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→市町村名である「箕面(市)」よりも先に、「北千里」などと説明する。 |
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「箕面市」の場所をある程度知っている京阪神地区の人に対してであっても、「箕面(市)」ばかり強調すると、真っ先にイメージされるのは・・・
・阪急電鉄 (宝塚線系統)箕面線 の「箕面」駅
・箕面市役所など、行政の中枢機能が集まった辺り
・「箕面の滝」(秋の紅葉やサルの生息が有名)
右の「大阪北摂略図」の緑色の部分が箕面市なのだが、上記のような「箕面」のイメージといえば、実際には箕面市西部ばかりを指している。
しかしながら、私が育った土地は、箕面市南東部の「小野原(おのはら)」という街。東に出ればすぐ茨木市、南に出ればすぐ吹田市という場所で、鉄道の最寄駅は、阪急電鉄(京都線系統)千里線の終端「北千里」駅。
高校生活を過ごした豊中市内や、予備校生活を過ごした大阪市内などで、「どこに住んでいるの?」と聞かれたら、「箕面(市)」より先に「北千里」と答えるのは当然だった。日頃利用する鉄道路線が違う(箕面線ではなくて千里線)ということは、通学・通勤経路も然り、寄り道して買い物する場所も然り、話題が全く変わってくるのだから。
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