「My 節電グッズ」空調編(2011/06/08)

 「冷房の設定温度は28℃にしましょう」という政府の呼びかけに関して、「そんな基本的なこと、ずっと前から既に実践してますよ!」っていう私も、猛暑をいかにエアコンなしで乗り切れるか、本腰を入れて準備を始めました。それは、左の写真のような、保冷剤とサーキュレーターの組み合わせ。

 サーキュレーター(右半分に写っている黒い物体)は、一般的な扇風機よりもひんやり感のある風が起こせるので、昨夏以前から活用していたのですが、それでもエアコンに頼る日があったのも事実。そこで、更に保冷剤を組み合わせて、もっとひんやり涼しくできる節電グッズを用意しました。

 下の「用意するもの」(下の写真3枚)を、左の写真のように乗せ、サーキュレーターの風上側に置くだけの、至ってシンプルな使い方です。

 これで、今年の夏は、最高気温28℃を超える日も、なるべく冷房を我慢し、
電気使用量の昨年比15%ダウンを目指します。

→用意するもの 
 
▲保冷剤
 
▲ディッシュスタンド 
 
▲トレイ
冷凍庫で1晩(8〜10時間)凍らせておくと、8〜10時間の保冷能力があり、繰り返し使える保冷剤。350g、500g、750g、1000gと、幾種類かの容量がありますが、エアコン代わりに部屋を冷やす目的なので、一番大きい1000gのものを、3つ用意しました。昼も夜も一日中使う場合は、倍の数を用意し、2交代で使うのが良いでしょう。   本来は、洗ったお皿を立てて乾かすためのキッチン用品。左で記した保冷剤(厚さ約3cm)を立てるのにちょうど良い間隔、そして風通しの良いシンプルなデザインは、冷気を効率良く発散させるのにぴったりなんです。   保冷剤の外面には水滴が付き、徐々に滴り落ちてくるので、それを受けるトレイを下に敷きます。

余談ですが、ベッドに冷却ジェルタイプのシートを敷いて、就寝時の涼をとる対策は、2年前の夏から実践開始済みです。  

「My 節電グッズ」照明編

 こちらは約2年前の話ですが、自宅のシーリング照明(従来型の蛍光灯)を、「LED電球」(ダクトレール併用)に替えました。
 今でこそ、「LEDシーリング」という、左の写真(BEFORE)と似た形をした、天井にぴったり取り付けられる節電照明器具が出回っていますが、2年前は出回っていなかったので。
 
 ▼BEFORE(従来型の蛍光灯)
  ▼AFTER(ダクトレールとLED電球)
 

 
  最近出回り始めた「LEDシーリング」同様、リモコンで明るさや光の色が調節できます。
左の写真では、5個の電球の明るさ・色が一括で変わっていますが、実際には1個ごとに明るさ・色を変えることができます。

   
  「LED電球」5個をダクトレールに配したメリットは、必要な方向に必要な光だけを点灯させ、節電できること。
「LEDシーリング」で明るさ調節する場合、全方向均一に照度を落とすだけなので、必要のない方向にも光が届く一方、明るくしたい方向は薄暗くなってしまいます。結果的に、「LEDシーリング」の発売を待たず、「LED電球」(ダクトレール併用)にして良かったと感じています。

さてさて、2年前から節電照明に切り替え済みの私が、この夏どうやって電気使用量の昨年比15%ダウンを目指すか?
この照明器具に限れば、5個ある「LED電球」を1個消灯すれば、それで20%ダウン。でも、それもある程度実践済みなので、やるならもう1個消灯!
まあ、オフィスや公共の空間じゃあるまいし、電力需要ピークの昼間に照明を灯けることは元々ありません。どちらかというと、昼間の冷房抑制を強く意識する必要がありますね。